おはようございます。
中国語で在留資格と労務相談ができる行政書士大西祐子です。
特定技能の外国人を海外から呼ぶためには、まず国家間で二国間協定が結ばれていなければなりません。本日は、インドネシアとの協定についてご紹介します。
インドネシア労働省労働市場開発総局，国家海外労働者派遣保護庁
SISKOTKLNというインドネシア人海外労働者の派遣管理サービスを提供するオンラインのコンピュータ化されたシステムがあり、IPKOL（労働市場情報システム）を通じて求人や特定技能外国人候補者の情報が入手できる点です。
インドネシアからの特定技能外国人を受け入れる場合は、IPKOLに登録して、採用プロセスなどを公開することになります。
インドネシア労働省労働市場開発総局，国家海外労働者派遣保護庁
問題是正及びその他の事項のための協議
IPKOL を通じて受入機関から提供される求人を確認する
IPKOL を通じて確認された求人を公表する
IPKOL を通じて特定技能外国人候補者のデータベースを提供する
求人の公表及び特定技能外国人候補者のデータベース入手のためのアクセス方法を含む適正な採用プロセスについて、IPKOL のウェブサイトに情報を公表する
特定技能外国人候補者に対し、IPKOL の資格証明書の要件として自身の準備状況を更新するよう周知する
受入機関に対する日本政府の改善命令に関する情報をインドネシアで公表する
登録支援機関の一覧をインドネシアで公表する
全ての特定技能外国人候補者及び日本に既に在留している特定技能外国人が SISKOTKLN に記録されていることを確保する
特定技能外国人候補者に対する出国前説明会を実施する
特定技能外国人の送出しに関する照会を日本政府から受けた場合には、必 要な情報を提供する
現在日本に在留している特定技能外国人候補者に在留資格変更の推薦を発行する
受入機関に対して改善命令を行った場合は、インドネシア政府に対して当該命令を通知し、登録支援機関の一覧を日本政府と共有する
求人の公表及び特定技能外国人候補者のデータベースの入手のためのアクセスを得るため、 IPKOL に登録するよう 受入機関に周知する
IPKOL を通じ、インドネシアの特定技能外国人候補者の採用プロセス更新するよう受入機関に通知 する
受入機関に対し、現在日本に在留している特定技能外国人候補者は駐日インドネシア使節団から在留資格変更の推薦を取得することが求められることを周知する
インドネシアの特定技能外国人候補者が在留資格認定証明書及びインドネシア政府が発行する SISKOTKLN の ID 番号を取得した後にのみ駐インドネシア日本使節団が就労査証が発給される よう確保する
日本国内で技能実習２号・３号を良好に修了し、同じ受入機関に申請して同様の業務を行う特定技能外国人候補者に対して、日本の関 係法令に従い在留資格「特定技能」が交付されるよう確保する
日本に入国する前に受入機関が特定技能外国人候補者に入国前説明会を実施することを確保する
日本に入国した後に受入機関が特定技能外国人候補者に入国後説明会を実施することを確保する
インドネシアからの特定技能外国人の受入れに関する照会をインドネシア政府から受けた場合には、必要な情報を提供する
「特定活動」が終了した後の特定技能外国人候補者 の円滑な出国を確保するための必要な措置を講ずるよう受入機関に勧奨する
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も良い一日をお過ごしください！
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