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外国人ビザ専門 中国語が話せる行政書士・社労士の大西祐子です
「令和4年度技能実習制度に関する調査」の結果が掲載されていました
https://www.otit.go.jp/research_chousa_r4/
令和4年9月1日から令和4年12月31日までの間に帰国した、又は帰国予定の31,271人に調査。
うち7,648人の有効回答
国籍はベトナム、中国、インドネシア、フィリピン、タイ
具体的には
「修得した技能」が78.9%
「職場の規律」66.0%
「日本での生活経験」65.4%
「雇用されて働いている(17.0%)」
「雇用されて働くことが決まっている(5.9%)」
「起業している(10.7%)」
「実習と同じ仕事(45.8%)」
「実習と同種の仕事(20.7%)」
保証金等ない91.0%
保証金等を預けた 4.9%
全部返還された 44.1%
一部返還された 47.9%
全く返還されなかった 36.7%
技能実習生のうち、2%弱が保証金を預け、全く返還されなかったということですよね。
多いのか少ないのか・・・
そもそも、保証金を取るのが違法なのですが
禁止事項がなかった(無回答を含む)96.7%
携帯電話の使用禁止 1.5%
男女交際の禁止 1.4%
技能実習生のみの外出禁止 0.8%
困ったことはなかった 81.5%
家族と離れて寂しかった 60.4%
残業が少ない 31.4%
仕事が厳しい(きつい) 23.4%
・賃金が円安により目減りした。
・日本人や他国の実習生との賃金格差があった。
・出身の異なる実習生同士は無関心であり、言語の違いによる問題が起こることもあった。
・礼拝ができる場所がなかったり、着衣の使用を認められなかった等、宗教・風習が尊重されなかった。
・実技試験の練習をさせてもらえず不合格となった。
・帰国後、現地の会社に勤務しないと罰金と言われた。
・監理団体はもっと実習生のもとに訪れてほしい。
・日本に出国するための仲介手数料が高かった。
この辺りを改善すると、良い制度ができあがるのでしょうね
円安はどうしようもありませんが・・・
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