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【本の紹介】入管法概説

    ご訪問頂きありがとうございます。

    中国語が話せる行政書士、外国人雇用管理アドバイザー&異文化カウンセラーの大西祐子です。


    お正月は本の紹介

    『入管法概説』
    髙宅茂  有斐閣

     

    入管法を体系化

    『出入国管理及び難民認定法』を中心とした出入国在留管理法制を

    政策の観点から体系化した書籍です。


    変化の速い出入国在留管理行政に関わる国内外の状況に的確に対応するためには、入国・在留を認める外国人の範囲等について、法改正によらずに一定の微調整も必要。


    そのため、入管法の特徴として以下の点があります。

    1. 関係する政省令や告示が多い。
    2. 重要な事項が政省令や告示で定められている。
    3. 政策の変化に応じて改正が頻繁。

     

    この特徴のため、入管法が分かりづらくなっています。
     

    (どこを見ればよいのか分からない、ひそかにHPが改定されて変わったことに気づかない等々)
     

    この入管法が体系化されています。


    山脇先生の『入管法の実務』が各論であれば、『入管法概説』は総論でしょうか。
     制度自体が良くわかります。
     

    また、外国人の「受入れ」の歴史と入管法の改正の変遷が個人的には面白く、入管行政がどこに向かっているかわかってきます。


    外国人の受入れ

    外国人と企業、学校などとの関係では単なる「所属」よりは、

    指導・監督、世話などが行われる関係があること意味しているようです。


    国の政策との関係では、受入れ開始(入国時)だけでなく、その後の在留、生活も含めて考えられます。


    そのため、出入国在留管理行政だけでなく、様々な分野の行政が連携しています。

     

    特に中長期在留する外国人は日本に来たい、行きたいの問題ではなく、「受入れ」られるか「受入れ」られないかの問題であることを改めて考えさせられました。

     

    最後までお読みいただきありがとうございます。

    今日も良い一日をお過ごしください!

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