こんにちは。外国人ビザ専門の行政書士　大西祐子です。

昨日、突如発表された入国制限。
午後から問い合わせに追われていました。

とはいえ、私も報道と政府からの発表以上のことは分かりません。報道はいろいろ曖昧なところが多いため、政府の発表＝元情報を確認しましょう。

 

水際対策強化に係る新たな措置（20）

オミクロン株に対する水際措置の強化 

〇指定国・地域が変更になっています

（１）検疫所の宿泊施設での10日間待機

（退所後、入国後14日目まで自宅等待機）措置の対象国・地域（１０か国）

アンゴラ、エスワティニ、ザンビア、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、マラウイ、南アフリカ共和国、モザンビーク、レソト

（２）検疫所の宿泊施設での６日間待機

（退所後、入国後14日目まで自宅等待機）措置の対象国・地域 （７か国）

イスラエル、イタリア、英国、オランダ、トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、ペルー

（３）検疫所の宿泊施設での３日間待機

（退所後、入国後14日目まで自宅等待機）措置の対象国・地域 （２７か国・地域）

アルゼンチン、ウクライナ、ウズベキスタン、エクアドル、オーストラリア、オーストリア、カナダ（オンタリオ州）、ケニア、コスタリカ、コロンビア、スリナム、チェコ、デンマーク、ドイツ、ドミニカ共和国、トルコ、ネパール、ハイチ、パキスタン、フィリピン、ブラジル、フランス、ベルギー、香港、モロッコ、モンゴル、ロシア（沿海地方、モスクワ市）

〇外国人の新規入国停止

11月30日から、害個億人の新規入国が停止されます。

外国人すべて入国禁止のような報道がありましたが、これを見る限り、新規入国に限られそうです。再入国は可能、日本人の配偶者等も認められるのかなと。

つまりは、11月5日に緩和された人たちが再び入れないということかと思われます。

〇行動制限緩和措置の見直し

11月5日の緩和がなくなるということでしょう。

ここでも、「帰国者・再入国者等については、行動制限緩和の対象としません」「帰国者・再入国者等について、（略）３日間停留措置の免除及び待期期間短縮措置を停止します」とあります。

再入国者については行動制限緩和などの措置対象になりませんが、入国は可能かと思われます。

〇モニタリングの強化

健康フォローアップが強化されるようです。

〇入国者総数の引き上げ

入国者総数の引上げが言われていましたが、航空便の新規予約が抑制されるようです。

外国人ビザについて、お困りのことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございました。今日も良い一日をお過ごしください！