中小企業白書と外国人
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外国人ビザ専門 中国語が話せる行政書士・社労士の大西祐子です。
2024年版の中小企業白書が公表されていました。
〇外国人労働者割合
深刻な人手不足による外国人労働者の活用。
2017年に就業者数全体に占める外国人労働者の割合が2.0%であったのが、2023年に3.0%
感染症の影響での入国制限が無ければもっと増えていたのかもしれません。
生産年齢人口における外国人人口の将来推計。
2020年3.1%であったのが、2070年には14.9%
日本人が減るのであれば、働き手もそれほど必要ではないのでは?
と思いつつ、どうなのでしょうか。
〇外国人の賃金
全体の正社員の平均賃金が32.8万円
正社員以外の平均賃金が22.1万円
に対して、外国人労働者の平均賃金は24.8万円。
技能実習生が17.8万円、特定技能が20.6万円から、専門的技術的分野(特定技能を除く)が30万円。
給与は差があるものの、雇用にかかる諸経費を加えると、技能実習、特定技能も日本人の正社員以外の額になりそうです。
「専門的・技術的分野」に関しては、上がり下がりあるものの、下がりつつあります。
「身分に基づくもの」「特定技能」が結構上がっています。
「身分に基づくもの」については、非正規から正規になったのかもしれません。
どのような働き方も可能なのが「身分に基づくもの」です。
〇今後の外国人雇用
アジア諸国からの移住希望先について、東南アジアからは米国に続いて2位。
15.3%の方が日本を希望しているようです。
南アジアからは9位の3.3%、東アジアからは4位の6.1%
大卒者の移住希望先はアメリカ、オーストラリア、カナダに続いて4位で6.3%
とはいえ、2018~2022年の平均。
円安が進む前を含んでいるため、変わっているかもしれません。
〇次年度の外国人採用移行
専門的・技術的分野、技能実習生、資格外活動のアルバイト
3割強の会社が増やす見込み
半分以上の会社が今年度並み
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